コラム

広告費を増やさずに問い合わせを増やす。LP改善の「正しい順番」

2026年6月18日
広告費を増やさずに問い合わせを増やすLP改善の順番

グロースパートナーズラボの田中佑介です。今日の結論から言います。広告費を増やす前に、まずLP(ランディングページ)を直したほうが、費用対効果ははるかに高い。同じ広告費でも、LPの問い合わせ率が1%から2%になれば、問い合わせ数は単純に2倍。広告費は1円も増えていません。

なぜそう言えるのか、そしてLP改善には「直す順番」があるという話を、現場の視点でお伝えします。

ただ、LP改善には「直す順番」があります。ここを間違えると、時間とお金をかけたのに数字が動かない、ということが起きます。今日はその優先順位を、現場の視点でお伝えします。


順番①:ファーストビューの「誰に・何を」を疑う

LPを開いて最初に表示される画面(ファーストビュー)で、訪問者は数秒以内に「これは自分に関係があるか」を判断します。ここで「自分ごと」だと思われなければ、その先は読まれません。

よくある失敗は、自社が言いたいこと(「業界No.1」「高品質」)を並べてしまうことです。訪問者が知りたいのは、自分のどんな悩みが、どう解決されるのかです。

まず見直すべきは、ファーストビューの見出しが「誰の・どんな悩みに応えるものか」が一目で伝わるかどうか。ここが弱いと、その下をどれだけ磨いても数字は動きません。LP改善で最初に手をつけるべきは、ほぼ例外なくここです。


順番②:問い合わせの「手前の不安」を消す

ファーストビューで興味を持ってもらえても、人はすぐには行動しません。「本当に効果があるのか」「高いのではないか」「しつこく営業されないか」——こうした不安が、問い合わせボタンの手前で訪問者を止めています

ここで効くのは、派手なキャッチコピーではなく、不安を一つずつ潰す情報です。具体的には、実績や事例、お客様の声、料金の目安、問い合わせ後の流れ。「問い合わせたら何が起きるか」が見えると、人は安心して一歩を踏み出します。

広告費を増やしても、この「手前の不安」が残っている限り、流入は増えても問い合わせは増えません。


順番③:行動のハードルを下げる

最後に、問い合わせそのもののハードルを点検します。入力項目が多すぎないか、ボタンの文言が「送信」のような事務的なものになっていないか、スマートフォンで操作しづらくないか。

たとえば、ボタンの文言を「お問い合わせ」から「無料で相談する」に変えるだけで、心理的な負担は変わります。いきなり契約ではなく、まず気軽に相談できる——その入口を用意することが、行動率を押し上げます。


「順番」を守ることが、最大の費用対効果につながる

LP改善でやりがちなのは、ボタンの色やデザインといった「枝葉」から手をつけてしまうことです。しかし、ファーストビューの訴求(①)がずれていれば、ボタンをどれだけ磨いても訪問者は読み進めてくれません。

①誰に何を伝えるか → ②不安を消す → ③行動のハードルを下げる。この順番で見直すことが、広告費を1円も増やさずに問い合わせを増やす、最も確実な道です。

御社のLPは、いま①からつまずいていませんか。それとも、②の不安解消が足りていないでしょうか。一度、訪問者の目線で上から読み直してみてください。改善の糸口は、たいていファーストビューに隠れています。

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